《 1月20日 今日は何の日? 》「大寒」
●大寒(だいかん)は、二十四節気の第23。暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半。『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明している。
この日から節分(立春の前日)までを「寒(かん。寒中・寒の内とも)」と言い、この日を「寒の入り」とも言う。暦の上では冬の寒さが一番厳しい時期となる。この日から寒中見舞いを出し始める。(Wikipediaより)
<進行しつつあるパラダイムシフトに関して>
2020年はコロナに始まり,コロナで終わったような年でした。カオスの中で目に見えない恐怖に脅え,情報に一喜一憂の日々を過ごす日が続きました。2021年はどんな年になるのでしょうか。ぜひ、良い年になってほしいと思います。
コロナ禍の様子は国によって事情が大きく異なり,ほとんど封じ込めに成功した国や蔓延してしまった国などさまざまです。日本の場合、他国と大きく事情が異なるのはオリンピック・パラリンピックの開催予定がある点です。このため、これからも議論がされることになるでしょう。
このコロナ禍で私が思い出すのは、ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領です。彼は2012年、国連の持続可能な開発会議でのスピーチで世界の注目を浴びました。映画『ムヒカ世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』をご覧になった方も多いのではないでしょうか。また2016年に訪日され、東京外国語大学で講演をされました。その様子を見られていない方は、ぜひ、YouTube等でご覧ください。私が心に残ったのは「経済の拡大を目指すことを一番の目標にした政策」に警鐘を鳴らし,国の仕組みを超えた助け合いの実現を夢見させてくれる演説内容でした。当時の私は、何があっても世の中は変わらないと思っていましたが、今、世の中の動きが止まってしまったことで、変わる可能性があるかもしれません。今まで正しいと思っていたグローバル化も止まってしまいました。
ムヒカ氏元大統領の有名な言葉があります。「貧しい人とは少ししかものを持っていない人ではなく,いくらあっても満足しない人のことだ」と。責任のある我々大人がよく考えなければならないことと思います。子や孫の世代に受け継ぐことのできる仕組みの構築が望まれます。評価は後の時代の人々がしてくれるのではないでしょうか。
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