《 3月20日 今日は何の日?》
●春分は二十四節気の第4。よく昼の長さと夜の長さがほぼ等しくなるとされるが、実際にわが国では昼の方が14分ほど長くなります。
現在広まっている定気法では、太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が0度となったときで、天文学ではその瞬間であるが、暦ではその瞬間が属する日であり、これを春分日(しゅんぶんび)と呼びます。したがって、いずれの日が春分日になるかはその国・地域の時差によって1日の違いが生じ、日本では3月20日または3月21日になることが多いようです。
また恒気法では、冬至から1/4年(約91.31日)後で3月23日ごろを指します。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の清明前日までとなります。(ウィキペディアより)
「生活不活発病」をご存知ですか?
昨今、新型コロナウイルス感染拡大対策として、不要不急の外出、移動、集会の自粛が促され、様々な集会、イベント等が中止や延期となっています。経済への影響もさることながら、高齢者を中心に「生活不活発病」という新たな健康被害への懸念が高まっています。
「生活不活発病」とは「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、心身の機能が低下して、「動けなくなる」ことをいいます。この疾患はフレイルやサルコペニアといった身体的な衰えのみならず、社会参加や行動環境という要因を加味した概念です。また、災害医療の舞台ではメジャーな概念で、避難生活が長引くと高齢者を中心に発生することが危惧され、災害関連死の原因の一つとされるものです。
(参考URL:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shippei-undou/undou-busoku-byou.html)
最近のコロナ禍による巷の状況は、まさに災害時のそれと通じるものがあり、「自粛」という社会環境によって社会参加や活動を制限され、心身の活動が不活発な状態に陥る高齢者の方々が増えることが予想されます。
近年の災害現場では、多職種連携の名のもと鍼灸師の活躍する場も増え、生活不活発病に対しての予防として、鍼灸治療への期待を強く感じています。昨今のこの状況を一つの災害と捉え、より多くの方に鍼灸施術を通じて健康管理をしていただけることを切望します。
※この内容の意見や見解は、あくまで書き手個人のものであり
日本鍼灸師会または役員の見解や意見を代表するものはありません。
(鍼灸師会マガジンより)
サルコペニアはこちら→「筋肉が減る「サルコペニア」」
フレイルはこちら→「要介護予備群「フレイル(虚弱)」」
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