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「水」(スイ)とは、体内の血液以外の水分、すなわち体液・リンパ液・消化液・涙・汗などのことです。
<「水」の働き>
●「水」の源は飲食物であり、これらが胃や腸に入って水様のものが分離されて作られたものです
●目・鼻・口などの粘膜に潤いを与える
●骨や髄を潤す
<「水」の病証>
◎水の不足「陰虚」
●水の生成不足(飲食物の摂取不足、暴飲暴食、辛いもの・熱いものの過度の摂取、脾胃の機能低下)
●消耗と発散の過多(過労・発熱による発汗過多、サウナ・下剤、浣腸)
●長期の服薬
●加齢、更年期
●夜型の生活
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のぼせ・ほてり・寝汗・汗っかき・空咳・口や喉の渇き・ドライアイ・乾燥肌・耳鳴り・便秘・生理不順
☆陰虚の養生
●潤いを補給する食材を摂る(鶏肉・豚肉・はまぐり・卵・豆腐・トマト・きゅうり・レンコン・メロン・レモン・緑茶)
●冷たいものや香辛料・薬味野菜は控える
●「陰」が強い夜にたくさん眠る(12時には寝る)
◎水の代謝と運行の失調「内湿」=「痰湿」=「水滞」
水の代謝と運行には肺・脾・腎・膀胱・三焦などの臓腑が作用しているため、これらの臓腑のどの生理機能が失調しても、水の失調が引き起こされます
暴飲暴食・甘いものや脂っこいものの摂り過ぎ・過度の飲酒・冷たいものの摂り過ぎ・冷房
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水腫(むくみ)・動悸・咳・痰・鼻水・下痢・関節の屈伸困難・動悸・倦怠感・頭痛・めまい・胃もたれ・湿疹
☆内湿の養生
●薄着を避け、身体を冷やさない
●冷たいものを控え、温かいものを食べる
●トイレを我慢しない
●適度な運動で汗を流す
●暴飲暴食をしない(味の濃いものを控える)
[気・血・水]はこちら→「気とは」
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<「血(ケツ)」とは?>
「血」とは血液を指します
「血」の源は飲食物であり、脾胃からもたされる後天の精から造られ、肺による呼吸作用が深く関与しています
<「血」の働き>
●血は、脈中を流れ、四肢や臓腑を潤し老廃物を回収し、その働きを支えます
●血は、覚醒・活動時には必要に応じて全身をめぐり、知覚活動・手足の動作・運動などの活動を円滑に行わせ、夜、臥床時に肝に戻ります
●心は、脈を介して血を全身に送り出し、血の循環に関与します
●肝は、血量を配分し調節します
●脾は、血の生成に関与し全身的な血量の多少に関係しています
<血の病証>
◎血の生成不足と消耗過度「血虚」
●飲食物の摂取不足による栄養不良
●脾胃の機能低下による消化吸収作用の低下
●情動の過度の乱れによる肝の蔵血や脾の統血作用の変調
●過労や房事の不摂生による血の消耗過度
●慢性病による血の消耗(がん・結核・胃潰瘍・子宮筋腫・痔など)
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全身の血の供給が不足すると、顔色が白っぽい・貧血・視力低下・めまい・立ちくらみ・肌や髪の乾燥・手足のしびれや無力感・不整脈・動悸・不眠・物忘れ・月経の遅れなどの症状が現れます
☆血虚の養生
・冷えに弱いので冷房の使い過ぎに注意
・足元を温める
・うなぎやレバーやひじきなど血を補う食事をとる
◎血液の運行が速い「血熱」
●熱性の変調は、精神的な抑鬱・暑邪・火邪(発熱・ほてり)・辛いもの・塩味のもの・味の濃いものを多食する・過度の飲酒・喫煙・ウイルスや細菌の侵入などにより
→血の中に熱が鬱積して発生します
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赤ら顔・発熱・口渇・口苦・便秘・脈が速い・吹き出物・湿疹・鼻血や歯茎からの出血・月経過多
☆血熱の養生
・味の濃いものを控える(脂っこいもの・辛いもの・甘いもの)
・ストレス発散(鍼灸・マッサージ・入浴・運動・カラオケ)
・質の良い睡眠をとる(最低6時間)
・体の熱を排出する食材をとる(きゅうり・ゴーヤ・スイカ・トマト・緑茶・レモンなど)
◎血液の運行が遅い「血寒」
●寒性の変調は、寒邪・寒性の飲食物を過度に摂取すると起こります
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手足の冷え、血瘀、顔色が青い、月経の遅れ
☆血寒の養生
・温性のものを摂る(温かい飲食物・ニンニク・生姜・ネギ・鰯・鰹・鶏肉・牛肉・里芋・シナモン・唐辛子など)
・寒性のものを控える(冷たい飲み物・かき氷・アイス・生サラダ・お刺身など)
・寒邪にさらされない(クーラーのあたり過ぎ・長時間のプールや海・気温の低いとき)
・手足を温める
◎疼痛が生じる「血瘀(ケツオ)=瘀血(オケツ)」
●寒性の変調が長引いた場合や外傷・打撲・捻挫などによって血の鬱滞を生じて発生します
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局所の血流障害が起こり、局所の疼痛や腫瘤を形成します
顔色が暗い・子宮筋腫・卵巣腫瘍・生理痛・目の下のクマ・あざ・シミができやすい・唇や歯茎や舌の裏側の静脈が暗い紫色・痔・しもやけ
☆血瘀の養生
・控える食材(肉の脂身・脂肪・味の濃いもの・冷たい飲み物など)
・摂るべき食材(鰯・さんまなど青魚・にんにく・ネギ・玉ねぎ・シナモン・ウコンなど)
・適度な運動
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7月の養生
関東地方が6月中に梅雨明けとなりましたが、今月に入ってから台風などの影響で、これまでにない大雨警報が出て、各地で大きな被害が出ています。
この時期は余分な水分が身体に溜まりやすくなります。(湿滞)消化器の働きが落ち、長い間食物が胃や腸に停滞し、疲労することで水分や栄養を身体全体に運ぶ事を担当している「脾」(消化器)が傷つけられ、むくみや血行不良などの原因になります。
もともと「脾胃」が虚弱な人には疲れやすくて苦手な時期になり、水分が関節などに溜まることで関節痛も起きやすくなります。この余分な水分を排出することと、脾(消化器)を労わることが大切になります。お勧め食材としてはオクラ、枝豆、牛肉等があります。また、小豆粥や瓜系のものを食卓に取り入れたり、足のマッサージや軽い運動、半身浴などが効果的です。
~鍼灸師会マガジンより~
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<胃腸を冷やさないように>
「湿」が身体の内外で影響を与えますから、湿の溜まりやすい食生活に注意しましょう。
冷たいものや生ものを必要以上に摂ると、胃の働きが弱まり体内に余分な水分である「湿」が停滞してしまいます。夏場は食卓に刺身や冷奴、サラダ、そうめん、そば等の冷たい料理が並ぶことも少なくありません。食事中に冷たいお茶やビールなどを飲むと胃腸はますます冷えて働きが弱まってしまいます。冷たいものはなるべく控えめにし、冷奴など冷たい料理には胃腸の働きを整える生姜や葱、紫蘇などの薬味を添えて体内に湿を溜めないように工夫しましょう。
次に胃腸を元気にする薬膳茶を紹介します。
「湿」対策には:紅茶+生姜+陳皮。ハト麦+生姜。コーン茶。トウモロコシの髭茶。干しぶどう+生姜。
「冷え」対策には:シソの葉+生姜+黒糖。紅茶+シナモン+黒糖。
「胃腸のもたれ」には:ハト麦+なつめ。玄米茶+陳皮。玄米茶+なつめ。
「食欲不振」には:プーアール茶+陳皮。サンザシ+陳皮。陳皮+生姜+なつめ。
「慢性疲労」には:ハト麦+なつめ+蜂蜜。高麗人参+なつめ+蜂蜜。
いずれにしても無事に夏を過ごすには、胃腸を冷やさないようにして夏でも温かい料理や飲み物を摂り、食材が傷みやすい梅雨から夏は冷蔵庫を過信せず、なるべくこまめに買い物をして食中毒の対策もしましょう。
~鍼灸師会マガジンより~
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<旬の野菜~きゅうり~>
ギネスブックにはなんときゅうりが「世界一栄養がない果実」として堂々一位に挙げられていた時がありました。でもきゅうりにもちゃんと栄養はあります。カリウムを多く含み体内の水分量を調節し、むくみの解消にも効果的です身体を冷やす働きがあると言われています。
~セイリンカレンダーより~
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