自己免疫力⑨「皮膚の免疫力」

<皮膚の役割>

●生体表面のバリア機能

脂肪酸を分泌して多くの微生物の侵入を防いだり、刺激や衝撃から体の中を守る

(火傷をしたときに感染を防ぐ、紫外線・乾燥から肌を守る・回復させる)

●体温の調節

●触覚、圧覚、痛覚、温度覚を感じる感覚器として働く

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皮膚が弱いと刺激に弱くアレルギー疾患に罹りやすくなってしまいます

<先天的に皮膚が弱い>

●生まれつき皮膚が薄いと角質が薄いため水分保持力が低く、刺激に弱い敏感肌になります

●先天性の疾患で血行が悪く冷え性の場合、血液の循環不全のため細胞が栄養不足になり乾燥し敏感肌になってしまいます

<皮膚の病気>

●アトピー性皮膚炎

●接触皮膚炎

●脂漏性皮膚炎

●乾皮症

●あせも

●手湿疹

<皮膚を強くするには>

皮膚の表皮にある免疫細胞のランゲルハンス細胞(バリア機能・肌の水分を保つ)は加齢とともに減少します

食物アレルギー・金属アレルギー・花粉アレルギーなどはランゲルハンス細胞が過剰反応して起こります

●ユリ科の野菜を食べる(抗酸化作用を高める)

玉ねぎ、長ネギ、にら、ニンニク、アスパラガス

●アブラナ科の野菜を食べる(抗酸化作用を高める)

ブロッコリー、大根、キャベツ、小松菜、かぶ

●ビタミンCを摂る(コラーゲンの生成を補助)

みかん、いちご、キウイ、さつまいも、さといも

●ビタミンBを摂る(皮膚の新陳代謝を活性化)

まぐろ、さんま、納豆

●加工食品を控える(インスタント麺、スナック菓子)

●体をゴシゴシ洗い過ぎない(皮膚の脂がなくなり乾燥し免疫力が低下)

 

自己免疫力①はこちら→「加齢と免疫力」

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自己免疫力⑧「脂肪と免疫力」

<脂肪の役割>

●エネルギー源(特に貯蔵エネルギー)

・摂取した脂質のうち余分なものは皮下や内臓の脂肪組織に蓄えられ、必要に応じて分解されて血中へ放出され利用される

・体熱放散を防ぐ

・内臓を保護する

●細胞膜の構成成分

・脂質二十層を構成し細胞膜の主成分となる

・コレステロールは細胞膜として重要で細胞膜に強度を与える、また胆汁酸やステロイドホルモンの前駆物質となる

●物質運搬

血液中の脂質はタンパク質と結合して水溶性のリポタンパクを形成する(脂質は油のため水に溶けないがその脂質を血液中に溶かすための輸送系)

●排卵を促す

<体脂肪が低すぎると>

・筋肉を分解してエネルギーにするため筋肉量が低下する

・脂肪が少ないため体温が下がる

・生理不順、早発性閉経

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免疫力の低下

風邪をひきやすい(体脂肪率の低いスポーツ選手や筋肉質の人、痩せ型の人は風邪や体調不良になりやすい)

<体脂肪が高すぎると>

内臓脂肪が増加

動脈硬化

高血圧、心臓病、脳卒中

 

☆体脂肪率は、男性15~22%、女性18~26%くらいが健康維持の目安です

 

免疫力①はこちら→「加齢と免疫力低下」

 

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自己免疫力⑦「脾臓」

<脾臓の役割>

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腹部の左上部、肋骨の下に位置するにぎりこぶし大(約10cm)の臓器です

・リンパ球(白血球)の産生、細菌・ウイルス・異物などの処理(全身のリンパ球の1/4が集まっている「体内で最大のリンパ器官」)

・老朽化した赤血球の破壊

・血小板(血液凝固作用)の貯蔵

・血液の貯蔵(激しい運動や有酸素運動時など大量の酸素を必要とする時に血液が送り出される→急に走ったりすると左わき腹が痛くなるのはこのため

・単球(白血球)の貯蔵(単球は肺・肝臓・リンパ節などの異物に出会いやすい部位に多く分布し感染を防いでいる)

加齢ととも細胞数の減少・細胞機能の低下により、臓器は縮小してしまいます。なかでも脾臓は40歳以降萎縮し、70代では20代の半分ほどの大きさになると言われています。

血液循環が悪くなる・免疫力の低下

<脾臓の病気>

・脾腫(マラリア・結核・梅毒・肝炎・関節炎・リウマチ・白血病・溶血性貧血・悪性リンパ腫などの合併症として起こる)

・特発性血小板減少性紫斑病

・遺伝性球状赤血球症

<東洋医学「脾」>

東洋医学で「脾」は、

・「胃」と一体となって働き、飲食物の消化吸収を司り→これを「肺」へ送り全身へと運び栄養を与えて活力のもととなる

・肌肉を司り張りを与える(不調では肉づきが痩せ四肢無力となる)

・唇に反映し食べ物をおいしいと感じ口唇周囲の色つやもよい(不調では食欲の異常(亢進・減退)や唇も周りが荒れたり口内炎ができる)

<脾臓を鍛えるには>

・ひねり運動(腹斜筋・横隔膜を意識する)

・加齢とともに脂っこいものが食べられなくなるのは脾胃が弱ってきている証拠です(消化できずにお腹が張る)

消化の良い温かいものを腹八分目にとり脾胃に負担をかけない(脂っこい物・味の濃いもの・甘いもの・乳製品・アルコールは控える)

 

自己免疫力⑧はこちら→「脂肪と免疫力」

東洋医学「長夏・土用」「脾」はこちら→「長夏・土用」「脾」

 

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花粉症のツボ療法

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<今月の食材~ブロッコリー~>

ブロッコリーに含まれる栄養は多くあり、特に疲労回復・風邪予防・老化防止に効果のあるビタミンC・Eが豊富です。またDNAの合成に必要な葉酸や血液凝固にかかわるビタミンKを多く含み妊婦には普段以上に必要となります。

~「セイリンカレンダー」より~

 

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