自律神経の特徴

自律神経は、生体の恒常性の維持に重要な役割を果たし、交感神経と副交感神経の2つにより構成されます。

自律神経は、脊髄脳幹から出ますが、さらに高位の大脳皮質大脳辺縁系視床下部によって統合的に調節されます。

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大脳皮質(大脳の表面で知覚・運動・視覚・聴覚・言語・思考・記憶など脳の高次機能を司る(人間脳とも呼ばれます))

大脳辺縁系(大脳の奥深くに位置し、人間の本能・情動・記憶に関与する(動物脳とも呼ばれます))

視床下部自律神経の中枢といわれ、体温・血糖・水分調節に重要で、脳幹(中脳・橋・延髄)、自律神経、内分泌機能(ホルモン)を調節する

※自律神経の中枢ですが大脳皮質・大脳辺縁系から影響を受けています

交感神経:胸髄と腰髄から出る

副交感神経:脳幹と仙髄から出る

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<ストレスと自律神経>

ストレスとは何らかの刺激によって起こる体や心の変化のことをいいます。

肉体的ストレス(過労・病気・けが・激しい運動・月経・妊娠)

精神的ストレス(仕事・学校・家庭・人間関係)

環境の変化(引越・転職・退職・昇進・結婚・離婚)

気候の変化気候の変化(暑さ・寒さ・湿気・乾燥)

食生活の乱れ(食べ過ぎ・飲み過ぎ・たばこ・食品添加物)

↓↓↓

これらのストレスが過剰にかかると脳・自律神経に影響を及ぼし、生体の恒常性の維持が難しくなり様々な不調となって現れます。

例:苦手な人とばったり遭遇したとします

①大脳皮質の視覚や聴覚が察します

②大脳辺縁系で本能的に緊張・不安を感じ取ります

③その情報が視床下部に伝えられ、自律神経の交感神経が興奮し、心臓がドキドキして筋肉がこわばります

この場合一時の症状ですみますが、このストレス状態が長く続くことで、体の緊張(コリ)だけでなく、徐々に自律神経支配である内臓にも影響を及ぼし、胃炎腸炎を起こすようになってしまいます。

自律神経の乱れ①はこちら→「自律神経失調症」

自律神経と脳幹はこちら→「自律神経を整える=脳幹を鍛える」

 

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激しい運動と痛風

痛風は尿酸値が上がり(高尿酸血症)、足の親指や関節に激痛をおこす「痛風発作」が有名です。尿酸はプリン体の老廃物の一種で、プリン体を多く含む食品(肉類・魚卵・ビール・ウイスキー)を摂り過ぎると、排泄し切れなかった尿酸が結晶化し体内に蓄積されてしまいます。

また、エネルギーの燃えカスがプリン体になるので、激しい運動(無酸素運動である筋トレ)をしすぎると尿酸値は上昇します。反対に有酸素運動であるウォーキングは尿酸値を下げると言われています。

高尿酸血症の方が、急に運動を始めると痛風発作を起こすことがありますので注意が必要です。無酸素運動である過度のウエイトトレーニングや激しいスポーツをする人などは、疲労物質の乳酸が蓄積し体内が酸性に傾くため、尿酸の溶解度が低下し痛風になることがあります。

<激しいスポーツによる痛風の対処法>

・無酸素運動のあとに有酸素運動を行い血流を増大し、血中乳酸値を下げる

・運動後に十分なストレッチを行い血流を促進し乳酸値を下げる

・汗をかくと尿酸濃度が上がるため水分補給をしっかりとおこなう(運動中こまめに)

 

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更年期⑩「男性の更年期障害」

更年期障害は、女性だけでなく男性にも起こります。

男性ホルモン値のピークは20才代で、それ以降徐々に減少していきます。

<男性ホルモンの働き>

・集中力

・決断力、判断力

やる気・活力

・筋肉・骨の強度を維持する

動脈硬化の防止

内臓脂肪の増加を抑える

・性欲

・精神安定
<男性更年期障害の症状>

・以前のようにやる気が起こらない

・集中力、判断力、記憶力の低下

・筋力低下、筋肉痛

動脈硬化高血圧

心臓疾患

・精力減退

不眠

うつ病

自律神経失調症によるイライラ、不安、倦怠感、のぼせ、ほてり、冷え、発汗

・前立腺肥大症

・頻尿

・動悸

<男性更年期障害の対処法>

・食べ過ぎない(腹八分目)

・納豆、オクラ、山芋、なめこなどのネバネバ食品はたんぱく質の吸収・分解を促進しホルモンを活性化する

・牡蠣、レバー、ナッツなどの亜鉛は男性ホルモンの生成を補助するので、吸収のよくなるビタミンCと一緒に摂る

・禁煙(喫煙は男性ホルモンを減少させる)

・筋トレやウォーキング・水泳などの適度な運動

・質の良い睡眠

 

更年期①はこちら→「更年期障害の出現順序」

 

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肩甲骨が浮く「翼状肩甲」

翼状肩甲は、腕を上げた時に肩甲骨の内側縁が浮きあがって、鳥の翼のようにみえます。

左肩甲骨の内側縁の浮き上がり

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<翼状肩甲の原因・症状>

◎腕を伸ばすスポーツや姿勢(長胸神経(頚椎~鎖骨の下~脇の下まで走行)を伸張する)

◎首・肩・胸・肩甲骨・わきの下付近の痛み・しびれ・麻痺

●長胸神経の損傷・圧迫による前鋸筋麻痺(腕を正面に挙げたとき肩甲骨の内側縁が浮き上がる)

<前鋸筋の作用>

肋骨から肩甲骨に付着し、肩甲骨を体幹に引き寄せる

↓ 右側面の図

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・テニスのサーブ

・ゴルフのスイング

・重いリュックサックを背負う

・長時間の添い寝

斜角筋隙の圧迫による長胸神経+肩甲背神経の絞扼

前鋸筋菱形筋麻痺(肩甲骨の下角部が浮き上がる)

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●副神経(頚神経)の圧迫による僧帽筋麻痺(腕を真横に挙げたとき肩甲骨の内側縁全体が浮く)

<翼状肩甲の対処法>

●前鋸筋のストレッチ
・立位での側屈

・立位で肘を90°曲げて脇をしめて前ならえの姿勢から肘を後ろへ引くストレッチ

斜角筋のストレッチ(首を斜め後ろに倒す)

僧帽筋のストレッチ(首を斜め前に倒す)

●鍼灸

●マッサージ

 

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