<扁平足の原因>
土ふまずは多くは8~10歳までの間に形成されます。
●先天性
・弛緩性扁平足(足関節が背側にに屈曲し、足が外に反り返っており足底が外方を向いていて、手で容易に動かすことができる。先天性の靭帯のたるみがある。)
・強剛性扁平足(関節の脱臼、骨折、強直)
●後天性
・弛緩性扁平足(長期間の加重による筋の弱化、靭帯の伸展)
立位でないときやつま先立ちの時は縦アーチは保たれているが、立位や歩行などで体重負荷がかかる
↓
足根骨の降下によってアーチが消失し、足の内側縁の凹面が消失する
↓
体重負荷による足根骨の効果は単に垂直方向に起こるのではなく、距骨は前内下方へ捻転し、踵骨も前方への傾斜が強くなる

足の縦アーチの形成

縦アーチの平坦化

扁平足における踵骨の内側への傾斜
・長時間の立ち仕事に従事している中年層に多くみられる
・靴が合っていない
・運動不足
・体重の増加
<扁平足の症状>
・足底部の痛み
・足底筋膜炎
・ときに足背部(足の甲側)の痛み
・内くるぶしの周囲の圧痛
<扁平足の治療>
・足の指をしっかり使って歩く(家の中ではスリッパや靴下をやめて裸足で歩く)
・つま先立ち運動
・足指を使ってグーチョキパー
・鍼灸
・マッサージ
・アーチサポーターやインソール
扁平足②はこちら→「横アーチの低下」
晴鍼灸院/整体院
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