更年期⑧「更年期障害とストレス・副腎疲労」

更年期(45~55歳)に強いストレスがかかると副腎から分泌される女性ホルモン男性ホルモンの分泌がより少なくなります。

 

<副腎の働き>

副腎は腎臓の上に乗っている小さな臓器で副腎皮質と副腎髄質に分かれ、血圧血糖・水分・塩分量を一定の状態に保つためのホルモンを分泌しています。また少量ですが女性ホルモンと男性ホルモンも分泌しています。

●副腎皮質ホルモン

コルチゾール:ストレスからからだを守り、血圧・血糖を正常に保つ

アルドステロン:水分・塩分・カリウムのバランスを保つ

エストロゲン、プロゲステロン:女性ホルモン

アンドロゲン、テストステロン:男性ホルモン

●副腎髄質ホルモン

アドレナリン:ストレスの中心的な役割を果たしていて、放出されると心拍数が上昇し血圧、血糖値が上がる

ノルアドレナリン:アドレナリンの前駆物質でヒトの意識や思考を活性化する、末梢血管を収縮させ血圧を上げる

副腎髄質ホルモンは交感神経からの刺激による強い驚き、恐怖、興奮で分泌が起こる

 

<ストレスと副腎疲労>

ストレスが長期化すると、副腎から放出されるホルモンが枯渇しストレスに対抗できなくなり

疲労感うつ状態、無気力・集中力低下、アレルギーの悪化、自律神経失調、免疫力低下などの症状が現れる

副腎の機能が低下し、副腎からのホルモン分泌量が減り更年期障害の症状が強くなる

※更年期に入り卵巣・精巣からの女性ホルモン・男性ホルモンの分泌量が減り、さらにその時ストレスにより副腎が疲労してると副腎からもうまく分泌されないため、更年期障害の症状が強くなってしまいます

 

<副腎疲労を回復させるには?>

ストレス源を減らす

・質の良い睡眠をとる

・ビタミンB・Cをとる(副腎のホルモン生成を助けます)

マグネシウムをとる(副腎の疲労により多く消費されてしまいます)

糖質を摂り過ぎない(コルチゾールの分泌を低下させてしまいます)

・禁煙(ニコチンはアドレナリンとノルアドレナリンを分泌させ副腎を疲労させます)

・運動(軽い運動はストレスを解消させます)

 

更年期⑨はこちら→「早発閉経・遅発閉経」

更年期①はこちら→「更年期の出現順序」

 

晴鍼灸院/整体院

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