背中の痛み(背部痛)

<背部痛の原因>

img207

■背部の浅部の筋

img208

■背部の深部の筋

●筋・筋膜性の痛み

・スポーツや労働の際の、体幹の急激な捻転や伸展時に筋の損傷を起こす

・上肢の過度の運動によって肩甲骨の周囲の筋肉に疲労や炎症による痛みを生ずる

・手作業を長時間続けて行うことによる強いこり感と痛み

・首をうつ向いた状態を長時間続けることにより、首~背中の筋に牽引痛が生ずる

・電撃痛と共に直後から急激な腫れが見られる場合には筋線維の断裂(肉離れ)が疑われる

・寝違い

●変形性脊椎症(40歳以上に多い)

・椎体周辺の骨棘の形成

・椎間関節の軟骨下骨の露出と骨棘形成

・椎間板内髄核の弾力性減少と膨出

↓↓↓

変形性脊椎症では、軽度の円背を呈したり軽度の疼痛を訴え、起床時にこわばり感があり動かしているとしだいに緩解する

●脊椎骨粗鬆症(50歳以上の女性に多い)

骨密度が低く骨が脆弱化して圧迫骨折が起こりやすくなる

骨折の反復によりしだいに円背を呈してくる

●脊椎過敏症(20歳前後の女性に多い)

・器質的変化はないが棘突起(背骨の真上)の痛み(自発痛・叩打痛)、胸椎4番~胸椎7番に多い

・肩こり・生理不順・冷え性などを訴える人に多い

・神経を使う仕事に従事する人やヒステリー・神経衰弱などに併発することがある

・疼痛を訴える棘突起は必ずしも一定せず日によって異なることがある

●強直性脊椎炎(20~40歳の男性に多い)

椎間関節の強直性変化(骨性癒合)をきたし、二次的に椎体の贅骨を形成するものであり、仙腸関節・腰椎部椎間関節に始まり→しだいに上方へ進行する

脊椎の運動制限をきたし円背を呈してくる

●絞扼神経障害

・胸神経後枝の皮枝は脊柱起立筋および筋膜を貫いて皮下に出るため、貫通部で絞扼されて背部痛を起こすことがある

・肩甲上神経の絞扼により肩関節にかけての鈍痛、棘上筋棘下筋が痩せてくる(萎縮)

バレーボールや野球など腕を上げることを繰り返し行うことで絞扼される

・肩甲背神経の絞扼により肩甲挙筋大菱形筋小菱形筋の萎縮を起こし、肩甲骨の固定が悪くなり内側縁から下に指が容易に入るようになることがある

●脊柱変形

・脊柱のS字状の生理的弯曲が前弯・後弯・側弯を起こす(正常では胸椎部はやや後弯)

・先天性のもの、後天性の姿勢性弯曲などがある

●ストレス

肉体的・精神的緊張が続くと、筋肉の過緊張・神経過敏により背部痛を起こす

●その他

脊椎腫瘍、脊髄空洞症、靭帯骨化症、循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、自己免疫疾患などによる背部痛

背中の痛みと内臓はこちら→「背中が痛いのですが内臓からもきますか?」

 

晴鍼灸院/整体院

ホームページ  https://harushinkyu.com