下痢型の過敏性腸症候群(IBS)

<過敏性腸症候群・下痢型>

脳がストレスや不安を感じると

腸が過剰に反応し

腸内のセロトニン(神経伝達物質)の分泌量が増え、腸の運動が活発になり下痢や腹痛などの症状を起こす(下痢型の場合、腸内セロトニンが増えるといわれています)

その不快な症状がさらに脳に伝わるという悪循環を引き起こします

 

※セロトニンの量※

腸90:血液8:脳2%。

男性に比べ女性の方が脳内セロトニンの生産能力が低く不足しやすいため、精神疾患に罹りやすいといわれています

セロトニンは人間の生理機能(生体リズム・神経内分泌、睡眠・体温調節)、病態(情動・気分障害・薬物依存)に深く関与している≫

脳内のセロトニンを増やすことにより、ストレス反応を減らし腸の過剰運動を抑える

セロトニンを増やすはこちら→「セロトニンを増やすには」

 

胆汁が大腸に流れ込む下痢の人は約3割(この場合IBSの薬の効果がない)

脂肪の消化を助ける胆汁は、小腸で吸収されるため大腸には流れませんが、小腸の吸収機能の低下で大腸まで流れ込むと下剤と同様の作用により下痢を起こします。

・盲腸の手術など以前に腸を切ったことがある

・食中毒やウイルス感染など炎症を繰り返したことで小腸の機能が落ちている

胆汁は、食事が腸に入ってくると分泌されるため、食事の1~2時間後に強烈な便意があり、排便後は症状が回復する場合は胆汁による下痢の疑いがあります

(食後すぐの便意は胃結腸反射といって正常の反応です)

胆汁を吸収する処方薬

 

◎アレルギーが原因のIBSの人は抗アレルギー薬が効果があります

 

◎食べ物にも注意が必要

人はそれぞれ持っている分解酵素の量が違うため、糖不耐症といって消化しにくい糖があります

何を食べると下痢をしてしまうのか自己観察することも予防になります

遺伝性があるため両親や兄弟と体質が似ていたりします

・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど乳糖の入ったもの)

・果物、はちみつ、人工甘味料など甘いもの(りんご、もも、スイカ、マンゴー、梨、キシリトールなど)

フルクタンの仲間(玉ねぎ、ねぎ、ニンニク、らっきょう、アスパラ、ブロッコリー、小麦、大豆)

これらの糖が消化吸収されず、お腹が張ったりゴロゴロしたり、下痢をしたりします

大食いせず少量ずつ食べることで消化吸収を促します

また、消化のいい白米や豆腐などと一緒に食べることで、苦手な糖もゆっくり小腸を通過し下痢を防ぎます

 

※下痢の原因となる冷たい飲食物・アルコール・脂っこいもの・辛いものなど刺激物も控えましょう

 

過敏性腸症候群はこちら→「過敏性腸症候群とは?」

 

晴鍼灸院/整体院

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