ホルモン②「脂肪細胞がつくるホルモン<レプチン・アディポネクチン>」

脂肪細胞の役割はエネルギーの貯蔵などとされてきたが、最近はホルモンを作る内分泌臓器としても知られています。

 

<レプチン>

脳に満腹の状態を信号で送り食欲を抑える。

ただし脂肪細胞が大きくなると、その効果が低下するのでますます過食になる。

睡眠不足が続くとレプチンの分泌が減り過食傾向になる。

※よく噛むことでヒスタミンの分泌とともに、食欲抑制・体脂肪を減らす・体温を上げ代謝を高める効果があります。

 

アディポネクチン>

動脈硬化を予防する善玉ホルモンだが、脂肪細胞が大きくなると分泌量が減ってしまう。

※脂肪細胞は、本来は病気を防ぐはずですが太ると糖尿病高血圧をまねきます。

 

「脂肪細胞」はこちら→「脂肪細胞」

「褐色脂肪細胞」はこちら→「ダイエットと褐色脂肪」

「肥満と食事」はこちら→「女性ホルモンと肥満と食事」

ホルモン③はこちら→「女性ホルモンの働き」

ストレスと肥満はこちら→「ストレスと肥満」

 

晴鍼灸院/整体院

ホームページ  https://harushinkyu.com

ホルモン①「ホルモンとは?」

ホルモンとは血液などを介して運ばれ、体の状態のバランスを保つ化学伝達物質のことを指します。100種類以上あるといわれています。

img184

<視床下部>

自律神経から集まってきた情報をもとに必要なホルモンの種類と量を判断し、ホルモンによって脳下垂体に指令を出す

 

<脳下垂体>

視床下部からの指令をホルモンで受ける

自分の担当するホルモンを出すとともに、他の内分泌腺を刺激するホルモンを分泌する

 

<甲状腺>

●全身の臓器に作用し、体の成長・発育に重要な役割を果たす

●エネルギーの産生や全身の細胞の代謝を促す

 

<副甲状腺>

●カルシウムの代謝

●血中カルシウム濃度を恒常的に維持する

 

<心臓>

循環器の役割だけでなく、尿の生成や排拙の増加を促すホルモンを分泌

 

<膵臓>

小腸の中の栄養素の消化、栄養素を全身細胞で有効利用させる役割などのほかに、

血糖値を調節するホルモンを分泌する働きがある

●血糖値を下げる(インスリン

●血糖値を上げる(グルカゴン)

●インスリンやグルカゴンの分泌を抑制する

 

<肝臓>

全身の血管を収縮させる(アンジオテンシン)

 

<腎臓>

赤血球の新生を促進する(エリスロポエチン)

 

<消化管>

●アルカリ性の膵液を分泌

●消化酵素に富んだ膵液を分泌

 

<副腎皮質>

生命維持に大変重要な役割を果たす

●糖質・たんぱく質・脂質の代謝に対する調節作用

●免疫機能調節作用

●抗炎症作用

●抗ストレス作用

●ナトリウムの再吸収とカリウムの排泄を促進する

●体液量の調節

●最近高血圧との関わりが注目されているホルモン(アルドステロン)

 

<副腎髄質>

交感神経と関係し、アドレナリン、ノルアドレナリンは生体が興奮したり闘争心が高まる時に分泌が顕著になる

血糖値を上げる(アドレナリン)

血圧を上昇させる(ノルアドレナリン)

 

<卵巣>

●卵胞の成長を促進させたり、子宮内膜の増殖と分泌の維持など多様な働きをする(エストロゲン(=卵胞ホルモン))

●子宮腺の分泌を促進し、受精卵の着床と発育を容易にする(プロゲステロン(=黄体ホルモン))

 

<精巣>

精子の形成のほか骨格筋の発達を促進する男性ホルモン(テストステロン)

 

ホルモン②はこちら→「脂肪細胞がつくるホルモン」

 

晴鍼灸院/整体院

ホームページ  https://harushinkyu.com

肩こり②「首こり・肩こり・頭痛のトリガーポイント」

首肩周りの筋肉はほとんどが頭~肩・背中にかけて広範囲につながっている筋肉です。

そのため、痛む箇所が直接痛みの原因(トリガーポイント)になっているとは限りません。

トリガーポイントの一例を挙げます。

<ストレートネックのトリガーポイント>

●頭半棘筋

●多裂筋

<肩こりのトリガーポイント>

●僧帽筋

●肩甲挙筋

●菱形筋

<後頭部頭痛のトリガーポイント>

●後頭筋

●頭半棘筋

●多裂筋

<側頭部頭痛(こめかみ)のトリガーポイント>

●頭最長筋

●僧帽筋

●側頭筋

<前頭部頭痛(目の奥)のトリガーポイント>

●胸鎖乳突筋

●頸板状筋

<頭頂部頭痛のトリガーポイント>

●頭板状筋

img181

img182

IMG_20190705_0003

 

※首こり・肩こり・頭痛は鍼灸治療の適応疾患ですのでご相談ください。

 

肩こり③はこちら→「目の老化(眼精疲労)と肩こり」

筋筋膜性疼痛とトリガーポイント→「筋筋膜性疼痛とトリガーポイント」

 

晴鍼灸院/整体院

ホームページ  https://harushinkyu.com

胆のうポリープ、胆石

<非腫瘍性ポリープ>

●コレステロールポリープ(大半を占める)

・食生活の欧米化に伴い、脂肪分の摂りすぎによるコレステロールポリープが増えています

胆汁中のコレステロール成分が胆のう粘膜に付着することでポリープができます

(良性ですが胆石へと成長する可能性があります

疝痛発作:お腹から背中の部分の鈍痛や、疝痛発作と呼ばれるのたうち回るような激痛(右肋骨の下からみぞおちの辺りにかけて)に襲われたり、発熱や黄疸が見られる場合がある。

暴飲暴食(特に脂肪分の多い食事)後30分~1時間ほどで起こることが多い。)

・10mm以下で数の多いものはコレステロールポリープの可能性が高い

●過形成性ポリープ(胆のうの上皮細胞が必要以上に増殖したもの)

●炎症性ポリープ(胆のう炎を繰り返すことが原因)

 

<腫瘍性ポリープ>

●胆のう腺腫(良性)

●胆のうがん(悪性)

・10mm以上で茎が太く盛り上がりの少ない形の場合はポリープのがん化が疑われる

・腫瘍性のポリープが大きくなってがん化した場合は、鈍痛や体重減少などの症状を呈す

 

<胆嚢のはたらき>

肝臓から分泌された胆汁は、胆のう内で濃縮(肝臓から送られてきたときの1/6~1/12まで濃くなる)され貯蔵されます

(胆汁は、胆汁酸・ビリルビン・コレステロールが含まれている)

十二指腸で膵液と一緒になることで消化酵素を活発化し、脂肪の消化・吸収に重要な役割を果たします

 

<胆嚢ポリープ、胆石の原因>

●脂肪性食物は脂肪の消化を促進しようと胆汁を多く排出させるため、ポリープ・胆石の原因となる

●空腹時間が長いと胆汁の濃縮が強まり、ポリープ・胆石の原因となる

 

<予防法>

●高脂肪食を減らし、食物繊維を多く摂る

●食事と食事の間を空け過ぎない(朝食を抜かない)

img183

貧血と胆石はこちら→「溶血性貧血」

 

晴鍼灸院/整体院

ホームページ  https://harushinkyu.com

カルシウム不足(四十肩・五十肩の石灰化、腎臓の石灰化)

飽食の日本人に不足している栄養素がカルシウム(必要量:600mg)です。

 

<働き>

●骨や歯を作る

●心臓、筋肉、神経の動きなど生命全体の活動にとって必要不可欠

●体重50kgの人の場合、1kgのカルシウムがあり、そのうち99%が骨や歯、残

り1%のたったの10gが血液や体液にあって健康を維持している

 

<カルシウム不足>

骨粗しょう症

動脈硬化

高血圧

アレルギー

自己免疫疾患

アルツハイマー病

 

<血液中のカルシウムが不足すると>

生命自体が危うくなり

骨からカルシウムを取り出して血液の不足分を補って一定にするように働きます

 

<慢性的にカルシウム不足だと>

骨から過剰にカルシウムを溶かし出してしまいます

今度は血液中のカルシウムは溢れ、血管・脳・細胞・軟骨の中にまでカルシウムが入っていきます

これが五十肩の石灰化(石灰沈着性腱板炎)腎臓の石灰化(腎結石の前段階)となります

骨粗鬆症の人の動脈にはカルシウムが沈着します

 

<カルシウムを多く含む食品>

●牛乳、チーズ(乳製品のカルシウムは吸収が良い)

●魚の骨、小魚

●野菜

●乾物(ひじき、煮干し)

 

<カルシウム2:1マグネシウムのバランスが大切>

カルシウム:全身の動脈を収縮させ、血圧を上げる

マグネシウム:全身の動脈を弛緩させ血圧を下げる

 

<マグネシウムを多く含む食品>

●ひじき

●こんぶ

●落花生、カシューナッツ

●納豆

 

<ビタミンDが関与>

ビタミンDは太陽光を浴びることで、紫外線がコレステロールを変化させ、必要量の半分をまかなっている

※クエン酸と一緒に摂ると吸収率が高まるため、酢の物がおすすめです。

またカルシウムは食物繊維とくっついて排泄されるので、大量の食物繊維と食べるのは損です。

夜に吸収されやすいので夕食に摂りましょう。

 

<食品添加物(リン)の過剰摂取も原因>

リンは85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯を作る成分で、残り15%が脳、筋肉、神経などに含まれ、エネルギーを生みだします。

リンは様々な食品に含まれるため通常の食事をとっていれば不足することはありません。

しかし、リンを摂り過ぎると

カルシウムとリンは血液中で1:1~1:2のバランスを保っているため、リンが増え過ぎると骨に蓄えられているカルシウムを血液中に放出します。その結果骨密度が低下し骨粗鬆症につながってしまいます。

過剰なリンは腎臓が排泄しますがリンの過剰摂取が続くと腎臓が働き過ぎとなり、腎臓の機能が低下してしまいます。

リンは食品添加物に多く含まれているため、現代では気付かないうちに過剰摂取してしまうことがあります。

※冷凍食品や、加工品、お菓子などは控えましょう

 

五十肩の予防はこちら→「五十肩の予防」

カルシウムの作用はこちら→「カルシウムの作用」

マグネシウム不足はこちら→「マグネシウム不足と病気」

 

晴鍼灸院/整体院

ホームページ  https://harushinkyu.com

吐き気・嘔吐のツボ療法

吐き気や嘔吐は、消化器系の病気や風邪を始め、怖いところでは脳卒中や脳腫瘍、さらにはメニエール病などによっても起こります。

このうち一番多いのはやはり胃の病気によるもの。ツボを刺激することで症状を軽くすることができます。

慢性胃炎に悩まされている方の場合は、灸治療を行えば一層効果を発揮します。

img170

~「セイリンカレンダー」より~

 

晴鍼灸院/整体院

ホームページ  https://harushinkyu.com