感覚は世につれ変化する

痛みや病気の感じ方は時代によって変化します。

 

<近代以前>

●耐えられない痛み

●死にそうな症状

が病気として意識されていました。

(そうでない不快な変調の感覚は我慢されて、意識されることはあまりなかった)

 

<近代>

自分の身体に対する感度自体が高くなってきます

軽い不調の感覚やマイナーな感覚が病気として知覚されるようになり、いわば病気のインフレーションという状態が起こってきます

また、心のあり場所が丹田(腹)にあるとされた時代に多い痛みは圧倒的に腹痛でした

しかし、西洋医学の浸透で心のあり場所が頭になるにつれ「不快」・「痛み」の主流が頭へと移行してきます

『腹』に関する言葉が圧倒的に多かったのは江戸時代で

・背に腹はかえられぬ

・腹八分

・はらわたが煮えくりかえる

 

近代以降は

・頭痛の種

・頭にくる

など頭に関する語彙が増えています

※また現代人のほとんどはストレスが溜まった状態を感覚として経験・実感していますが、ストレスうつという言葉が浸透したのはこの50年あまりです。

つまり、同じヒトの身体でも、時代がヒトの感覚と病気を作っているともいえます。

 

晴鍼灸院/整体院

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