痛みに強いのは男性?女性?

女性は出産の痛みに耐えられるくらいだから、男性より痛みに強いはずだという説があります。

男女に氷水に手をつけさせて、痛いと感じる温度の領域や時間を計測する実験を行ったところ、氷水の痛みに対して女性のほうが早く苦痛を感じ始め耐える時間も短かったといいます。

男性:痛みそのものに注目して対応しようとする。男性ホルモンは鎮痛作用を増加させる。

女性:”痛み”という感覚のネガティブな感情イメージに影響されるために痛みの閾値が下がる。自律神経や感情が痛みに対して影響しやすい。

のだとしています。

また氷水実験で、コーヒーのカフェインやアロマなどの心地よい香りが痛みに対して一時的に耐えやすくさせたのは、女性のみで男性には変化はありませんでした。

 

<出産時>

けがや病気の痛みとは質的に異なり、脳内物質などによって痛覚耐性の閾値も変化する、いわば必然性のある痛みです。

 

<けがや病気>

生殖にとってマイナスの痛みで、生物学的にはメスのほうが痛みに対して敏感な方が危機に対処しやすく、

一方闘いの場面が多いオスは、痛みに鈍いほうが都合がよく、より生存率が高まると考えられます。

その場の状況により痛みの感覚は男女差があるといえます。

 

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感覚は世につれ変化する

痛みや病気の感じ方は時代によって変化します。

 

<近代以前>

●耐えられない痛み

●死にそうな症状

が病気として意識されていました。

(そうでない不快な変調の感覚は我慢されて、意識されることはあまりなかった)

 

<近代>

自分の身体に対する感度自体が高くなってきます

軽い不調の感覚やマイナーな感覚が病気として知覚されるようになり、いわば病気のインフレーションという状態が起こってきます

また、心のあり場所が丹田(腹)にあるとされた時代に多い痛みは圧倒的に腹痛でした

しかし、西洋医学の浸透で心のあり場所が頭になるにつれ「不快」・「痛み」の主流が頭へと移行してきます

『腹』に関する言葉が圧倒的に多かったのは江戸時代で

・背に腹はかえられぬ

・腹八分

・はらわたが煮えくりかえる

 

近代以降は

・頭痛の種

・頭にくる

など頭に関する語彙が増えています

※また現代人のほとんどはストレスが溜まった状態を感覚として経験・実感していますが、ストレスうつという言葉が浸透したのはこの50年あまりです。

つまり、同じヒトの身体でも、時代がヒトの感覚と病気を作っているともいえます。

 

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「倦怠感」のツボ療法

だれにでも原因がはっきりわからない体のだるさ、疲れやすさを感じる時があるでしょう。

ですが、あまりにも頻繁だったり、長く続くようだったら心配です。

漢方・東洋医学ではこうした腎気(精力)が欠乏した状態を”腎虚”と呼んでいます。

”腎”とは両親より受け継いだ体力を維持する臓器を意味し、この働きを活性化させるツボの代表が「腎愈」です。

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~「セイリンカレンダー」より~

 

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