筋肉④「筋肉と生活習慣病」

成人の6.3人に1人、中高年の4人に1人は糖代謝異常になっているというデータがあります。

正常な状態であれば、食事をすると血糖値が上がり

インスリンのはたらきにより、次の食事までに次第に正常値に戻ります。

ところがインスリンだけでは細胞への取り込みはできません。

糖は水溶性なので、脂溶性である細胞膜をそのまま通過することができないからです。

細胞にインスリンが作用すると細胞内にあるたんぱく質がはたらき細胞膜が開きますが、

インスリンが正常に分泌されていても高血糖状態が長く続くとたんぱく質の働きが正常に機能しなくなってしまいます。

特に脂肪細胞がもっとも影響を受け、インスリンが分泌されても取り込みができなくなります。

これがインスリン抵抗性です。

この糖代謝異常は食事療法だけではなかなか正常に戻りませんが、

「運動」はインスリンに関係なくたんぱく質の働きを促すことができます。

つまり筋肉をリズミカルに収縮させるとインスリンがなくても筋肉の細胞のたんぱく質が正常に働き糖代謝を促進させるのです。

「運動」は単にエネルギーを燃やすという働きだけでなく、糖の取り込みを促す大切な働きがあるのです。

運動をしっかり続けながら食事療法をすることで、筋肉以外の細胞のインスリン抵抗性もいしだいに正常になります。

※年齢に応じて低下しやすいももの前側の筋肉(大腿四頭筋)腹筋などの運動を中心に全身の筋肉を使う運動を持続的にすることが大切です。

 

筋肉⑤はこちら→「筋肉の運動と深部感覚」

 

晴鍼灸院/整体院

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