喉の奥に何かが詰まっているように腫れぼったくて異物感があり、飲み込みたいのに飲み込めず、出したくても出せない、というような症状を東洋医学では「梅核気」(梅の種が喉に詰まったような感覚)と呼んでいます。
検査をしても異常がない場合が多く、西洋医学では「咽喉頭異常感症」、「ヒステリー球」と呼びます。
<傾向>
●女性に多い
●精神的にデリケート
●ストレスを受けやすい環境
※しばしば、神経性食道狭窄症、自律神経失調症、うつ病、ノイローゼ、更年期障害、バセドウ病、橋本病、喘息、シックハウス症候群などに伴って現れるといいます。
実際の診断には、胃食道逆流症、重力筋無力症、食道痙攣、真性嚥下障害などの別の疾患を除外しなければなりません。
のどの異常感は、食道がん、胃がん、狭心症、心筋梗塞の初期症状にも現れるので、
2週間以上も続く時はよく調べるべきでしょう。
※検査で異常がなかったら、心因性の場合もあるので、ストレスを解消しリラックスを目的とした治療、趣味や好きなこと(香り、音楽、スポーツなど)をおこないましょう。
晴鍼灸院/整体院
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