3月11日に起こった東日本大地震の被害が拡大していますが、皆様ご無事でしょうか。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
現在も余震が続いていますので、引き続きお気をつけ下さい。
これ以上被害が拡がらないようお祈り申し上げます。
晴鍼灸院/整体院
3月11日に起こった東日本大地震の被害が拡大していますが、皆様ご無事でしょうか。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
現在も余震が続いていますので、引き続きお気をつけ下さい。
これ以上被害が拡がらないようお祈り申し上げます。
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美しいものを見たり、おいしそうな匂いを嗅いだり、危険な音が聞こえたりするときには、
脳の中で快・不快をベースにした情動反応が起こります。
この情動のおこる部位が「扁桃体」です。
扁桃体はあらゆる種類の感覚刺激を受け取っています。
●視覚、聴覚、体性感覚
↓
視床
↓
大脳感覚野
↓
大脳連合野
↓
扁桃体
↓
理性的な判断や記憶などによって修飾されます
●(感覚器の中でもっとも原初的な)嗅覚、内臓感覚
↓
ダイレクトに扁桃体にいきます
↓
そのためこの経路は情動反応がすばやく快・不快がストレートに表れます
内臓の痛み、膀胱の充満感、空腹感・満腹感、食道の通過などはこのルートを通ります
↓
ですから、空腹感は人を不機嫌にさせ、満腹感はご機嫌にさせるのです
☆昔から内臓感覚と情動が結びついた言葉が数多くあります。
「腹が立つ」「腹わたが煮え繰り返る」「腹から笑う」「断腸の思い」など、昔の人は感覚を深く理解していたといえます。
※このような喜び、怒り、悲しみの情動は
↓
心拍数の増加、血圧や呼吸の変化など情動性自律反応を起こします。
しかし、連合野は他の感覚や記憶などと照合させ、事態を解決に導き、不快な情動反応を収めていきます。
ですが、内臓感覚の不快な情報が送り続けられると、悪い気分や抑うつ感がずっと続くことになってしまうのです。
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自然災害(地震、火事)、交通事故、暴力などの事件に巻き込まれたりして命の危機にさらされると、
自律神経が強く活性化されたり、ストレスホルモンがたくさん出るなど極度のストレス状態に陥ります。
そのときに急性ストレス反応とよばれる症状が現れることがあります。
●再体験症状
(災害や事故などのときの状況が突然思い出される)
●過覚醒症状
(寝つきが悪くなる)
●回避症状
(その場に近づきたくない)
この急性ストレス反応は通常1ヶ月位で落ち着くのですが、1ヶ月以上続く場合を外傷後ストレス障害(PTSD)といって、
外傷を思い出させるようなものや体験を怖がったり避けたりするようになります。
フラッシュバックがが起こると
↓
●強い不安感や恐怖感
●パニック状態
●うつ様症状
●無表情になる(その体験を回避したいために、感情を表に出さないようになり精神状態全体を抑える)
など様々な症状がでます。
また、強いストレスは
↓
ストレスホルモン(グルココルチコイド)が増えなかなか下がらなくなる
↓
このホルモンが海馬(脳の記憶を司る部分)を縮小させる
※日常生活(仕事や家庭環境)でも強烈なストレスを受けると上記のような症状があらわれます。
ストレス⑤はこちら→「むずむず脚症候群(レッグレスト症候群)」
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人は突然うつになるわけではありません。
自分自身の変化をチェックすることで、治療が必要なうつになりかけているかもしれない、と気づくことで回避することが可能です。
●一番気づきやすいのが「睡眠の変化」です
寝つきが悪い、早朝に目覚めてしまうなど質・量ともに充分でない睡眠が続くと疲労が回復しなくなってきます
●食事の変化
おいしいと感じない、味気がなくなる、アルコールの量が増える
●体重が減る
●心身の不調
だるい、頭が重い、気力がわかない、
笑いがなくなり怒りっぽくなる、ぼんやりすることができなくなってくる
※これらは生活の切り替えができなくなっている証拠で疲労が蓄積しているのです。
こうしたおかしいな?という時期は、まだ自分の状態を客観的にみることができますが、
自責の念や悲観的な考えにとらわれるようになると、自分を客観的にみることができなくなって本当のうつに移行していきます。
最初のちょっとした変化に自分で気をつけ、好きなことをしたり気分転換をすることがうつの予防につながります。
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