内科疾患と関節の症状

人の関節は約250ヶ所あります。

 

この関節痛には直接的な骨格筋肉系の運動器疾患と、間接的な内科疾患の症状があります。

 

内科疾患からくるもので重要なものは感染症です。

 

●インフルエンザ

 

→全身の関節の痛み

 

●B型肝炎関節炎、風疹ウイルス関節炎

 

→対称性で手指、膝、足関節に好発

 

●副鼻腔炎、中耳炎、皮膚化膿などの細菌性の炎症

 

→その周囲の関節炎

 

●痛風、偽痛風などの代謝性疾患

 

→対称性で足の親指の付け根の関節(結晶誘発性関節炎)

 

●糖尿病

 

→関節痛

 

●リウマチ、エリテマトーデスなどの免疫疾患

 

→多発性・対称性におこり、朝のこわばりと運動痛と骨の変形

 

●肺がん

 

→親指、人差し指の末端が球状に膨らむばち指、関節炎、骨増殖性変化や手・肘・足・膝の疼痛、熱感

 

●潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患

 

→末梢性関節炎、仙腸関節炎に伴う関節痛

 

※関節痛は、原疾患があるのかないのかという判断が重要です。

 

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内臓脂肪とは?

内臓脂肪は、内臓の周りにつく脂肪(腹腔内の腸管膜周囲にある脂肪組織)で、皮下脂肪と違って静脈が直接肝臓に入っています。

この内臓脂肪が蓄積するとアディポサイトカインを異常に分泌させいろいろな悪さをします。

・動脈硬化、高血圧、糖尿病、心臓病、脳卒中の悪玉因子として働く

インスリン抵抗性を高める

・内臓脂肪が増えると糖尿病や動脈硬化を抑える作用を持つアディポネクチンの分泌を抑えてしまう

※内臓脂肪はアドレナリンやノルアドレナリンの刺激に対して皮下脂肪よりも強く反応するので、脂肪分解の力が強い上に過剰なエネルギーを脂肪に合成するのも早いので、つきやすいかわりに取りやすい脂肪ではあります。

<内臓脂肪が溜まる原因>

●過食(揚げ物、肉、甘いもの)

●野菜不足

●1食でのドカ食い

●夜食

●運動不足

※ウエストをチェックしましょう

男性85㎝、女性95㎝以上の場合は内臓脂肪型肥満(リンゴ型)の可能性がありますので生活習慣を見直しましょう。

 

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胃炎「逆流性食道炎」(胃食道逆流症)

胃酸が逆流して食道の下部粘膜が炎症を起こすものを「胃食道逆流症」といい、最近増えている疾患です。

 

<症状>

 

胸やけ

 

●呑酸

 

※日本人は元々胃酸分泌能が低いので胃食道逆流症は少ないとされていましたが15年ほど前から急増しています。

 

<原因>

 

※高齢者の増加

 

●食道下部の括約筋圧が低下

 

●食道の運動機能が障害される

 

●裂孔ヘルニア

 

●食生活の欧米化により脂肪の摂取が増加(胃酸過多を招く)

 

↓↓↓

 

本来は逆流しない胃酸が逆流するため、食道下部が胃酸にさらされ食道炎となる

 

 

さらに括約筋圧が下がり食道炎が悪化する

 

<対処法>

 

●脂肪の摂取を減らす

 

●食道括約筋を弛緩させないためにも大食しない

 

●腹圧を上げるような服装や姿勢を避ける

 

●就寝時には上体をやや高くする

 

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筋肉⑥「スポーツと筋肉『超回復』」

アスリートが激しい動きをすると、筋線維のレベルで一動作ごとに数本の筋線維が切れます

運動2時間後に成長ホルモンの分泌が始まり、切れた筋線維は以前よりも20%強く再生「超回復」されます

その時白血球が損傷部位に集まって損傷した箇所をを解体し、同時に様々な生理活性物質が働いて、筋線維の修復・再生を促します

この再生メカニズムが働き始める時、筋線維の切断箇所をつなぐためのアミノ酸が足りないと、筋肉内では手っ取り早く血液中の赤血球を材料として使う為、赤血球の溶血がおこります

これがスポーツ貧血の原因の一つとなります

<対処法>

●運動後はできるだけ早く良質たんぱく質を補給する

乳製品や肉魚類で摂ろうとすると脂肪も摂取してしまうので、アスリートの場合はアミノ酸そのものを摂取することも多い

●アミノ酸の中でもBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)は、筋肉(骨格筋)で多く代謝されますので、

運動前に摂れば、筋肉でBCAAの分解代謝が促進されることになるので、痛んだ筋肉組織を素早く補修し、また活性酸素の発生を抑えるので筋肉痛の予防になります

 

筋肉⑦はこちら→「筋肉の萎縮」

 

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更年期④ 女性ホルモンと睡眠

☆睡眠力が落ちると老化が早まりますので6時間は眠りましょう

 

●前半の睡眠

 

寝付いてから3時間以内の深い眠りの時に成長ホルモンが分泌され身体の修復(新陳代謝アップ、免疫力アップ)をおこないます。

 

●後半の眠り

 

浅い眠りが次第に増えていき夢も多くなり、この時脳の中では記憶の整理がおこなわれています。

 

午前3時頃から朝方にかけては、ストレスに対抗したりやる気を高めたりするホルモン(コルチゾール)が多くなります。

 

またコルチゾールは体内に蓄えられたグリコーゲン(ブドウ糖の固まり)や脂肪を分解してエネルギーに変える働きもあります。

 

<良い睡眠>

 

●午前0時には寝る

 

●夕食は9時までには済ませる

 

●寝る前に考え事をしない

 

●ぬるめの湯船につかる

 

●就寝前に腹式呼吸をおこなう(自律神経調整)

 

更年期⑤はこちら→「更年期障害と橋本病」

 

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夏野菜で夏バテ予防

☆栄養価の高い旬の食材をとり暑さを乗り切りましょう

 

●トマト

 

老化防止のリコピン、美肌効果のビタミンC

 

●ナス

 

動脈硬化を防ぐ

 

●キュウリ

 

利尿効果でむくみ解消

 

●かぼちゃ

 

ビタミンA・C・Eとカルシウムが豊富なガン予防食品

 

●シソ

 

食中毒予防

 

●ピーマン

 

豊富なビタミンCが夏の肌を守る

 

●ニラ

 

ビタミンB1効果で疲労回復

 

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夏場の脱水

「元気のない高齢者は脱水症状を疑う」というほど高齢者は脱水症状になりやすいといえます。

 

<原因>

 

●筋肉の減少によって細胞内液量が少なく体内の水分量が減少

 

●加齢による腎機能の低下で尿を濃縮する機能が落ちるため尿量自体は増加

 

●ホルモンの変化により体内に水分を保持しにくくなる

 

●口渇感覚が鈍くなっている

 

●降圧剤、利尿剤、糖尿病、腎臓病の薬などで水分を余計に排泄させている

 

<症状>

 

●水分不足のため血液が濃くなり循環障害を起こす

 

 

ひどくなると筋肉の痙攣、ショック症状、意識障害

 

●元気がない

 

●食欲がない

 

●目がくぼむ

 

●皮膚に張りがない

 

●通常脇の下は湿っているものですが脱水時は渇いた状態となる

 

※一度にたくさんの水分を摂るのではなく、口の渇きを感じていなくても少しずつ頻回に水分を摂りましょう!

 

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更年期③ 女性ホルモンと運動

40代から基礎代謝量が減り始めますので意識的に筋肉を鍛えることが重要となってきます。

 

代謝改善ホルモンのアディポネクチンは有酸素運動で使われる遅筋(赤筋)=インナーマッスル(コアマッスル)が発達した状態で多く分泌されます。

 

<運動法>

 

1.うつ伏せになり両手両足を伸ばす

 

2.息を吸いながら右腕と左足をゆっくり上げ、吐きながら下ろす

 

3.息を吸いながら左腕と右足をゆっくり上げ、吐きながら下ろす

 

4.10回交互に繰り返す

 

※腕、足を上げた時の高さが左右で出ないように身体のバランスをチェックしながらおこなう

 

手足を互い違いにすることで脳の刺激にもなります!

 

更年期④はこちら「女性ホルモンと睡眠」

 

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更年期② 女性ホルモンと肥満と食事

●40歳頃から筋肉量が低下→基礎代謝量(安静時でも呼吸や体温を調節するのに消費するエネルギー量)が下がる

 

●55歳頃から皮下脂肪が減って内臓脂肪が増える(女性ホルモンが担っていた内臓脂肪をつけにくくする働きが失われるため)

 

↓↓↓

 

筋肉量が減ると太りやすく痩せにくい身体になるため、以前と同じ食事をしていたら内臓脂肪が付きながら体重も増えることになります。

 

<改善点>

 

●高カロリーの食事は避ける(食事量を2~3割減らす)

 

●血糖値を急上昇させない食事を心掛ける

 

 

 

※食事で糖質をとり血糖値が上がると、膵臓からインスリンホルモンが分泌されます。

 

インスリンは

 

・血糖値を下げようとする

 

・糖質や脂肪を筋肉や脂肪細胞に送り込む

 

・血糖値が急上昇したり、高い状態が続くとインスリンは過剰に分泌され脂肪を溜めこもうとする→さらにこの状態が続くとインスリンの機能が低下し「糖尿病」となる

 

 

 

※※血糖値を上げる糖質の摂取に気をつけてインスリンの感度が高い状態を保つことが大事です。

 

 

 

<血糖値を急上昇させない食事>

 

○食物繊維を多く含む食材:玄米、野菜、海藻、豆

 

○食べる順番:野菜→肉→ご飯(最初に糖質が多い白米を食べて血糖値を上げると高い状態が続く)

 

<血糖値を急上昇させる食品>

 

×白砂糖や白砂糖を甘みに使ったジュースやお菓子

 

 

 

<アンチエイジングホルモン:アディポネクチン>

 

太りにくい身体を維持するための代謝改善ホルモン=アディポネクチン

 

●脂肪の燃焼を促す

 

●傷ついた血管を修復、炎症を防ぐ

 

●皮膚の真皮層にも存在し、水分を保持するヒアルロン酸の合成を促進

 

※肥満すると脂肪細胞が肥大しアディポネクチンが作られなくなるので、肥満を予防して脂肪細胞を小さく保つことが大切です

 

<アディポネクチンを増やす食材>

 

●玄米

 

●青魚(ハマチ、マグロ、イワシ、サバ)(n-3系不飽和脂肪酸)

 

●大豆、豆腐

 

更年期③はこちら→「女性ホルモンと運動」

 

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尿漏れ、尿失禁について

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~日本鍼灸師会のけんこう定期便より~

 

1.腹圧性尿失禁(チェックリストの■マーク)の場合

 

・失禁改善体操(骨盤底筋群の体操)による改善率が8割といわれています。

 

2.骨盤底筋群体操の効果

 

・腹圧による尿失禁の主な原因は骨盤底筋の弱さ。この改善が尿失禁を予防・改善します。

 

3.骨盤底筋体操のポイント

 

①骨盤底筋をイメージします。

 

②息を吸うことより吐くことを意識した呼吸をおこないます。

 

③人前でおならが出そうな時に肛門を閉めて我慢する状態で締めたあと、緩める動作を繰り返します。

 

④締める時に、肛門・尿道を吸い上げるような感じで持ち上げます。

 

⑤骨盤底筋の収縮は「ぎゅっ」と早く締める方法と、「ぎゅ~っ」とゆっくり長く締める(5秒)方法の2つを併用しておこないます。

 

⑥運動は息を止めずに呼吸を普通にしながらおこないます。

 

4.骨盤底筋体操の目安

 

①10回の運動を1セットとし、1日に5セットを目安として下さい。

 

②3ヶ月ほど続けることが目標です。

 

~日本鍼灸師会けんこう定期便より~

 

※分からないことがありましたらご相談下さい。

 

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