倦怠感のつぼ

誰にでも原因がはっきりとわからない体のだるさ・疲れやすさを感じる時があるでしょう。

ですが、あまりにも頻繁だったり長く続くようだったら心配です。

漢方・東洋医学ではこういった腎気(精力)が欠乏した状態を腎虚と呼んでいます。

”腎”とは、両親より受け継いだ体力を維持する臓器を意味し、

この働きを活性化させる代表的なツボが、

「腎兪」腰の第二腰椎棘突起下から左右外側へ指2本分の所、

エネルギーを取り入れるツボは、

三焦兪」腰の第一腰椎棘突起下から左右外側へ指2本分の所。

疲れ過ぎて体全体が重くだるい時、寝付かれない時は、

足裏で足指を曲げると最もくぼむところ「湧泉」をよく揉むと良いでしょう。

湧泉は生命の泉が湧くツボとされ昔から疲労回復によく用いられています。

その他にも疲労回復には、

「中脘」おへそと剣状突起(みぞおち)の間

「気海」おへそから指幅2本分下

「陽池」手首の甲側ほぼ中央のくぼむところ

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~「セイリンカレンダー」より~

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白露

《 9月7日 今日は何の日? 》「白露(はくろ)」

 朝の草花に露が宿り始める頃。

 昼夜の気温差が大きくなるこの時季は、朝晩に空気が冷やされ露を結びます。湿気を含んだ空気が冷気に触れてできる水滴は、朝晩の気温が低くなっている証拠です。

 朝の光に白く輝く梅雨のことを、古の人は「白露」と表現しました。白露は、露の美称「しらつゆ」のことで、秋の季語でもあります。

<どんな災害でもペットと一緒>

 みなさんは災害時、ペットとどう避難するか考えたことはありますか。

 環境省や各自治体では、災害時にペットと一緒に逃げる「同行避難」を原則としています。しかし十分には浸透しておらず、多くの飼い主がペットを置いて避難するケースが過去の震災時に多くみられました。幸いにも同行避難ができたとしても、さまざまな人が共同生活を送る避難所では、ペットの鳴き声や臭いなどの苦情やトラブルなどの報告も多数あります。

 ペットと慣れない避難生活をするために飼い主が行うべき対策として、「ペットの防災、か・き・く・け・こ」をご紹介します。

「か」飼い主の責任とマナー

 災害時、ほとんどのペットはパニックになり逃げ出したり隠れたりと普段と違う行動をとることがあります。迷子のペットを探し出すための首輪や迷子札、マイクロチップなど身元を示すものの装着をおすすめします。またワクチン接種やノミ・ダニ予防は飼い主の責任です。

「き」キャリーバック

 キャリーバッグやケージ、パニックや怯えた時に入れると落ち着きやすい洗濯ネットなど、普段から入るよう慣らしておきましょう。またハーネス装着やスリングに入れての移動なども時々練習しておくとよいでしょう。

「く」薬・ペットフード

 動物病院が被災すれば薬も手に入りにくくなります。災害時はただでさえストレスから体調を崩しやすいので、持病の薬や療法食の備蓄は必須です。また、最低3日分の飲水とエサは準備しておきましょう。

「け」健康管理

 普段からのトイレチェック、エサの管理、体重管理、コミュニケーションを兼ねて全身を触って毛並みや目・鼻・口の状態などのボディチェックをすることで、非常時の体調変化に気づくことができます。

「こ」行動・しつけ

 基本の「待て」「おいで」などの行動のしつけ、また、家族以外の人間や動物、音などの刺激や環境に日頃から慣らすことが非常時に役立ちます。

 ペットを守ることができるのは飼い主だけです。

どんな状況でも大切な家族と一緒に居られるよう、飼い主は常時から「もしもの時」への意識をもち備えておきたいものです。

参考文献

・「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」環境省HP

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506.html

・『どんな災害でもネコと一緒』小学館

※この内容の意見や見解は、あくまで書き手個人のものであり、

日本鍼灸師会または役員の見解や意見を代表するものではありません。

~日本鍼灸師会より~

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秋の元気な過ごし方

暑さもやわらぎ朝晩は涼しく過ごしやすい日も増え、徐々に夏から秋へと季節の変化を感じる時期になりましたね。季節の変わり目ということもあり、体調を崩しやすい時期でもあります。

東洋医学で秋は、夏に旺盛だった「陽気」が衰えていく代わりに「陰気」が増してくる時期だと考えられています。秋になって外の空気が冷たくなってくると、その外気の侵入に対抗する「陽気」が必要になります。しかし、夏にクーラーにかかりすぎたり、冷たい飲み物や食べ物で体を冷やしすぎたりすると「陽気」をたくさんつくることができません。そのため、体が秋の涼しさについていけずに、風邪、喉の痛み、鼻水、だるさ、憂鬱などの不調を引き起こします。

そんな不調のときは、体を温めるようにすることが大切です。消化に良い温かい食べ物をとり、生野菜のサラダやヨーグルトなど胃腸を冷やすものは避けるようにするとよいでしょう。秋に旬をむかえる野菜は根菜や芋類が多く、体を温める作用があります。おいしさも栄養価も増す、旬の秋野菜をたくさんいただきましょう。

また、秋は「燥」の季節となり、「燥邪」の影響を受けやすいと考えられています。乾燥から身を守るように心がけ、加湿器などで部屋が乾燥しないようにする、外出時にはマスクをするなど上手に対処していきましょう。

それから、秋は気温の変化が大きい季節で、朝と昼では全然違う気候になる日や、日によっても寒い日と暑い日が交互に来るようなときもあります。こまめに衣服で調整できるように心がけましょう。エアコンも入るお店によって寒かったり、逆に暑かったり、湿度も高かったり低かったりもするので、羽織れる上着を一枚でも準備されるといいですね。

さらに、上着を羽織ることによって、ある程度皮膚を乾燥によるダメージから防ぐことができるといわれています。ひじや腕の乾燥が気になる方は、長袖の上着を羽織ってみてください。

夏の疲れを回復し、これから来る冬の寒さに備えるために、無理なく体を整えて秋を元気に過ごしましょう。

※この内容の意見や見解は、あくまで書き手個人のものであり、

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~鍼灸師会マガジンより~

季節の変わり目の体調不良はこちら→「季節の変わり目の体調不良」

東洋医学「秋・肺」はこちら→「秋・肺」

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処暑

《 8月23日 今日は何の日? 》「処暑(しょしょ)」

立秋から数えて15日目ごろ。

暑さが和らぐという意味。

萩の花が咲き、穀物が実り始める頃。

 厳しい暑さの峠を越し、朝夕は涼風が吹き始め、山間部では早朝に白い露が降り始め秋の気配を感じます。この頃は台風のシーズンでもあり、二百十日、二百二十日とともに台風襲来の特異日です。夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもありますので、まだまだ注意が必要です。( koyomigyouji.comより抜粋)

<気の緩み その2>

 明日からパラリンピックが始まります。大きな声援を送り、アスリートの活躍を期待するとともに、大会が無事に滞りなく開催されることを祈るばかりです。

 さて、前回は「気の緩み」が「免疫力を低下」させるので気をつけてくださいとお伝えしました。しかし人間皆生身の体、そう気を引き締めてばかりはいられません。時として気を緩めホッコリして過ごすことは非常に大切なことですし、必要不可欠なことでもあります。時には友人と会って、楽しく飲酒会食で緊張緩和。しかしその結果、感染というのでは困ります。

 そこで、一番上手い緩め方をお伝えしましょう。

それは「笑う」ことです。

 笑いが免疫力を高めることは今やさまざまな研究でエビデンスのある事柄となりましたが、緊張の緩和と笑いの関係と言えば1999年に他界された落語家の桂枝雀さんが『緊張の弛緩理論』で笑いを独自に分析されました。

 笑いには4つの種類がある。

その1.知的な笑い『変』=「何かちょっと変やな、おかしいなあ」と思うときの笑い。もし人が宙に浮いているとか、本当におかしなことがあれば、人は驚いてしまって笑いにならない。緊張が勝ちすぎて緩和しない。普通であることから少しズレると知的な笑いになる。

2.情的な笑い『他人のちょっとした困り』=よく言われる例だが、貧しそうな人が歩いていて転けても、かわいそうだから笑いにならない。でも、リッチでキザな男が、格好つけて歩いていて転けると笑いになるという人間心理の笑い。

3.生理的な笑い『緊張の緩和』=赤ちゃんに「いないいないばあ」をしたときのような笑い。赤ちゃんに「いないいないばあ」をすると初めは笑わない。緊張が勝っているから。もちろん、知らない人がしても笑わない。緊張が強すぎて泣く場合もあるだろう。だがだんだん慣れてきて、信頼のおける母親が「いないいないばあ」をすると笑う。

4.社会的・道徳的な笑い『他人の忌み嫌うこと』=タブーに触れ、相手に冗談として通じたときの笑い。

 この4つに分類され、各々において緊張が緩和したときに笑いが起きると言い残しておられます。あなたは日々どんな笑いが多いでしょう?

笑いは「健康の万能薬」といえます。笑って緊張を緩めれば免疫を高めながらリラックスができる。これぞ一石二鳥のうまい方法です。

 パラリンピックが終わる9月5日は朝霧が草葉の上に降りるとする「白露」の二日前。まさに、朝夕秋らしさを感じ、ホッと残暑の緊張が緩和し気が緩む頃。「秋バテ」といわれる体調不良が起きやすいときです、パラリンピックでの感動と無事終わった喜びで笑い合い、免疫力を高めていきましょう!

 

※この内容の意見や見解は、あくまで書き手個人のものであり、

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免疫力アップはこちら→免疫力を上げる(ナチュラルキラー細胞を活性化させる)には?

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ストレスに対抗する栄養素

ストレスは、体に炎症を起こして活性酸素を増やし、脳や内臓の働きを低下させます。

長期に渡ると、慢性炎症やうつ病を引き起こしてしまいます。

活性酸素を減らすために抗酸化食品を摂ったり、脳の神経伝達物質の働きを良くするビタミンを摂ることで、ストレスに強い身体を作ることができます。

<ストレスに対抗する栄養素>

ビタミンB(神経伝達物質の材料は主にタンパク質で、神経伝達物質の合成や機能を正常に保つ働きがあります。)

豚肉、レバー、カツオ、まぐろ、玄米、大豆、納豆、卵、バナナ

ビタミンC(抗酸化作用があり、ストレス下で大量消費されます。また抗ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンの材料としても必要不可欠です。※副腎皮質ホルモンは糖質・脂質・タンパク質の代謝を促したり炎症を抑える働きがあります。)

いちご、キウイ、レモン、柿、ブロッコリー

ビタミンA(抗酸化作用があり、疲労回復、肌や髪の修復を行います。)

レバー、うなぎ、にんじん、ホウレン草、小松菜、海苔

ビタミンE(抗ストレスホルモンの生成や血行促進、緊張緩和などの働きがあります。)

ナッツ、卵、モロヘイヤ、アボカド、ごま

亜鉛、鉄分(神経伝達物質を合成し、記憶力・学習能力、精神状態を安定させる作用があります。)

牡蠣、牛肉、豚肉、レバー、チーズ、豆腐、海苔

※栄養素は、溜めておけないものや相互作用により吸収されるものも多いため、毎食に分けて多種類バランスよくとることで吸収率も上がり、健康な身体を維持することに繋がります。

ストレスはこちら→「「ストレス」まとめ

活性酸素はこちら→「活性酸素①「活性酸素とは?」

慢性炎症はこちら→「慢性炎症と老化

貧血はこちら→「血液⑦「貧血と自律神経失調症」

ビタミンCはこちら→「夏に不足するビタミンC

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立秋

《 8月7日 今日は何の日? 》「立秋(りっしゅう)」

 大暑から数えて15日目ごろ。

 朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つころ。立春からちょうど半年が経過し、この日から立冬の前日までが秋。暦の上では秋になりますが、日中はまだ残暑が厳しく1年で最も気温が高くなる時期です。( koyomigyouji.comより抜粋)

<気の緩み>

 新型コロナvsワクチンの攻防のさなかでのオリンピックが、明日閉会します。日本中を、そして世界を感動と興奮に巻き込んで無事すばらしい大会が開催されたと言ってよいのやら。まだこの先、8月24日から9月5日まで今度はパラリンピックが開催されます。油断大敵、感染予防対策に万全を期して世紀のスポーツイベントの幕が無事全ておりることを祈るばかりです。

 「心身一如」心と体は一つと考える東洋医学の立場でいうなら、いざ事に臨むぞ!という心が強く前向きに働いているときは、体も強く働きますが、いったん事が終わってホッとすると、どっと疲れが出てくる経験は皆さんお持ちでしょう。たとえば、年末をがんばって乗り切って正月休みに入った途端に、熱を出して寝込んでしまったという経験のある方も多いのでは?これは「気の緩み」が原因といえます。東洋医学がその基礎的要素として位置付けている「気」という精微な物質が、潤沢に滞りなく流れている状態が健康であり、その「気」が減ったり増え過ぎたり滞ったりした状態を病態とされています。

 「気」の作用の一つに「防御作用」というものがあります。全身の体表を保護し、外邪の侵入を防ぐ役割があります。また、外邪の侵入により発症した病に対してこれと戦い、打ち勝って健康の回復を図る作用です。「気の緩み」とは、まさにこの防御作用が弱まったために起きる体の変調です。現代風に言うなら「免疫力の低下」ということになるでしょう。

 オリンピック後のホッとするこれから、立秋を迎えて小さな秋の訪れをふと感じるこの時期。「気の緩み」にご注意ください。

※この内容の意見や見解は、あくまで書き手個人のものであり、

日本鍼灸師会または役員の見解や意見を代表するものではありません。

~日本鍼灸師会より~

「気」はこちら→「[ 気・血・水] 「気」とは?

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脳過敏症候群

繰り返す強い痛みにより、

慢性的に脳を刺激、

脳の痛みのコントロールが利かなくなって、

脳の興奮状態が蓄積されて、脳過敏症候群を発症すると考えられています。

(少しの刺激でも強い痛みに感じてしまいます。)

薬物乱用頭痛はこちら→「薬の飲み過ぎによる頭痛(薬物乱用頭痛)

※小さいころからお腹が痛くなりやすかったり、頭痛もちの人が、脳過敏症候群を発症しやすいと言われています。

<脳過敏症候群の症状>

・頭痛

・めまい

・耳鳴り

・難聴

・光過敏

・音過敏

・うつ

・イライラ

・不眠

・物忘れ

<脳過敏症候群の原因>

◎自律神経の乱れ

・過労

・ストレス

・睡眠不足

・偏食

<脳過敏症候群の対処法>

◎自律神経を整える→自律神経を整える=脳幹を鍛える

・心身の緊張をほぐす(鍼灸、マッサージ、お風呂、音楽、アロマ)。

・環境を見直す(仕事、プライベート、人間関係)。

・バランスの良い食事(和食を腹八分目がおすすめ)。

・否定的な言葉を減らし(ネガティブ思考)、肯定的な言葉を多くする。

(ポジティブ思考)。

自律神経はこちら→「「自律神経」まとめ

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大暑

《 7月22日 今日は何の日? 》「大暑(たいしょ)」

 大暑(たいしょ)は、二十四節気の第12。六月中(通常旧暦6月内)。

 現在広まっている定気法では太陽黄経が120度のとき(黄道十二宮では獅子宮の原点に相当)で7月23日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。平気法では冬至から7/12年(約213.06日)後で7月23日ごろ。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の立秋前日までである。

 快晴が続き、気温が上がり続けるころ。『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されている。

 夏の土用が大暑の数日前から始まり、大暑の間じゅう続く。土用の丑の日には鰻を食べる習慣もある。小暑と大暑の一か月間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送る。立秋以降は残暑見舞いになる。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。)

<土用の丑の日>

 本日は「大暑」ですが、その次の節記「立秋」から前の18日間が夏の「土用」にあたり、今年の「丑の日」は7月28日となります。

 土用の丑の日のわれわれ日本人に欠かせない食文化と言えば「うなぎ」ですね。「鰻が夏バテに効く」というのは、古くは万葉集の中で大伴家持が詠んだ「石麻呂に吾れもの申す夏痩せに、よしといふものぞむなぎとり召せ」という歌に出てきますが、土用の丑の日にウナギを食べる食文化は、江戸時代の博物学者、平賀源内が知り合いの鰻屋に頼まれて「本日土用丑の日」と書き、これを店先に貼るように勧めたという話から来ていると言われています。

 これはもともと、土用の丑の日に「う」のつくものを食べると精がつくという習俗があったためで、日本各地には鰻以外にも丑の日に関連した食習慣があります。たとえば、瓜(キュウリ、ニガウリ(ゴーヤ)、スイカなど)、梅干し、うどんなど。キュウリに関しては、キュウリの中に病気や災いを封じ込める祈祷を行い土の中に埋めるという「きゅうり加持」という行事も存在し、土用の丑の日にお寺で行われ、弘法大師が広めたと言われています。

 その他の食習慣に、土用しじみ(ちょうど夏の旬に当たり栄養価が高い)や土用もち(元々は宮中の習わしが発端で土用の入りに食べる)、土用たまご(土用の期間に生んだ卵は栄養価が高いと言われている)などがあり、どれも夏の暑さに耐えるため滋養の高いものを摂るという食養生と言えるでしょう。今日日、ウナギも大変高価なものとなっているので、これらのような食材で代用するのもありかもしれませんね。

(参考)『ウィキペディア』、『ことばの歳時記/金田一春彦』(新潮文庫)、『世界大百科事典 20改訂新版』(平凡社 2007.9)

※この内容の意見や見解は、あくまで書き手個人のものであり、

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東洋医学「長夏・土用」はこちら→「東洋医学「長夏・土用」「脾」

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小暑

《 7月7日 今日は何の日?「小暑(しょうしょ)」

 小暑(しょうしょ)は、二十四節気の第11。六月節(旧暦5月後半から6月前半)。

 現在広まっている定気法では太陽黄経が105度のときで7月7日ごろ。恒気法では冬至から13/24年(約197.84日)後で7月7日ごろ。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の大暑前日までである。

 梅雨明けが近付き、暑さが本格的になるころ。『暦便覧』には「大暑来れる前なればなり」と記されている。蝉が鳴き始める。

 この日に至っても梅雨が入らない場合は「梅雨入り」の発表は特定できずとなる。それゆえに、四国地方、北陸地方、近畿地方などでは「梅雨入り特定せず(梅雨入りなし)」となることがある。

 小暑あるいは大暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送る。小暑の終わりごろに夏の土用に入る。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。)

<半夏生(はんげしょう)>

 今日、7月7日小暑は二十四節気の一つですが、これ以外に日本独自の暦を表す言葉に「雑節」というものがあります。そして、夏至から数えて11日目頃からの5日間が「半夏生」と呼ばれる雑節の一つで、ちょうど小暑の前日までのことを指します。

 この半夏生は中国から伝わった「七十二候」という暦に由来するもので、七十二候では「はんげしょうず」と読まれ、雑節の中では特異な存在です。半夏生は、この時期になると薬草でもある「半夏(はんげ)」の花が咲くことが名前の由来とされています。この頃は「陰毒が生じ、毒気が降って井水に通じる」と言われ、古くから「半夏生の日に採れた野菜などは食べてはいけない」とか「半夏生の日には毒が降るから井戸に蓋をしろ」というような物忌みの習わしが残っていますが、この時期はカビ・雑菌が繁殖しやすく、生ものを食べないように促したり、「半夏雨」という集中豪雨のような雨が降る時期で、井戸水の水質が大雨によって変わり、その水を飲んでお腹を壊すことがないように戒めたりする先人の知恵であったのかもしれません。

 このような物忌みの風習とは逆に、この時期に何かを食べるとよいという風習も全国各地に残っており、その内容もバラエティに富んでいます。例を挙げると、

「タコを食べる」(関西)…タウリンや亜鉛が多く含まれており夏負け予防にいいかも?

「うどんを食べる」(香川)…7月2日はうどんの日らしい。同県の人はいつも食べている気がするのは気のせい?(笑)

「サバを食べる」(福井)…半夏生鯖(はげっしょさば)とも呼ばれる。その昔、農民にサバを食べて栄養補給するように藩主からお達しがあったことが由来らしい。

「小麦粉入り餅を食べる」(近畿地方)…半夏生餅(はげっしょうもち)。小麦粉入りの所謂「きなこもち」

などなど。

 この時期には「半夏半作」という言葉があり、半夏生の時期までに田植えを終えないと収穫が半減するという意味だそうです。夏の暑い時期の田植えは農民にとって一番の重労働であったので、これらの風習はつらい田植えの後、栄養価の高い食物を摂って疲れた体を休めましょうという意味があったのかもしれません。このように暦にまつわる風習には、人や農耕に関わる何かしら深い教えが隠されているものが多くあるように感じます。

(参考)「ウィキペディア」、「歓喜宝暦/神霊館」(榎本書店)、「ことばの歳時記/金田一春彦」(新潮文庫)、「越前おおの観光ガイドHP」

※この内容の意見や見解は、あくまで書き手個人のものであり、

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~日本鍼灸師会より~

梅雨時の不調はこちら→「梅雨時のだるさ、倦怠感

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梅雨時のだるさ、倦怠感

梅雨の時期は湿度が高いため、皮膚から蒸発しにくく体内に溜りやすいので、体もむくみ重だるくなりやすいです。

また、気圧が安定しないことにより自律神経が乱れ血行が悪くなり、老廃物が溜まりむくんで疲れやすくなります。

むくみ①→「原因」

むくみ②→「むくむ病気」

むくみ③→「対処法」

鎮痛薬とむくみ→「鎮痛剤むくみ」

だるい①→「疲れが取れない・やる気が出ない」

だるい②→「体質が原因のだるさ」

だるい③→「だるい病気」

だるい④→「だるさ対策」

腎虚→「疲れやすい・だるい「腎虚」の原因」

重だるい→「身体が重だるい「気象病」」

倦怠感のツボ→「倦怠感」

湿度が高いはこちら→「湿度が高い「湿」」

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